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犬神家の一族

JUGEMテーマ:映画


市川崑監督追悼でTVでやってたので見た。

最初から最後まで面白いなあと思いながら見たけど、実はリメイクだと気付いたのは後でわごちゃんと電話して教えてもらってからだった。ずっと前に見たときとなんか違うような、と思ってたんだけど…よく考えたら昔のに松島奈々子さん出てる訳ないよねえ。

でもって何か違うなあと思ったのは、長女の殺人動機が前とちがうよーな?確か息子のスケキヨと珠代が一緒になれるようにという一念で…というのだった気がしてたから…でもたくさん他の監督のシリーズがあるからそれのどれかと間違えてるかもだけど。

んで、今回のは連続殺人の元凶が「佐平翁の呪い」という風にかなり強調されてたけど、やっぱり「なんで?」と思った。なんで、自分の一族同士が殺しあったり憎みあったりするように望んだの?三人の娘が金の亡者だったりシズマの母を責めたのも佐平翁がまいた種だからそういうのを呪うのっておかしいし。やっぱ珠代の母親とその主人(自分の恩人でもある)とのすごい三角関係のさなかに人にはとても言えないような愛憎劇があって、自分自身の血族の破滅を願うようになってしまったとかそういうことかな?

佐平翁は攻か受か…

いや、それとも激動の時代において「日本」という濃く暗い煮詰まった血が破滅による浄化を渇望し「犬神家」がたまたまそれを体現してしまった、とか?(書いててよくわからんくなった)

まーそういうのは置いといても、カット割とか女優さんの演技とかすごく監督の作意に満ちていて、たくさん「ひっかかり」があってこういう映画は面白いと思った!

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  • 2013.11.25 Monday
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コメント
こんばんわ。市川昆監督の訃報を驚きました。残念です。

古い日本のドロドロした因習の物語とは裏腹に、
監督のこだわった映像美は、往年のフランス、
イタリア映画の雰囲気さえ感じさせていた
と思います。

いろいろな金田一を見ましたが、市川昆監督&石坂浩二が一番です。

「獄門島」でヒロインをかばう金田一耕助が、格好良かったのをふと思い出しました。
  • hidebow
  • 2008/02/20 8:58 PM
hidebowさん

うんそうですねえ、私はざっと見ただけなんで良くわかりませんが、往年のイタリア、フランス映画ってあんな感じなんですか?

市川監督の昔の作品も見てみようかと思いました。
  • sabi
  • 2008/02/21 3:22 AM
どこの国でも人間関係ドロドロの話、運命にさかれえない話はあると思うのです。そしてとても人間くさいドラマは多かったです。人の業(ごう)というもがよくでていた。
「太陽がいっぱい」「ひまわり」などが思い浮びます。

その土地の太陽の光の色がその土地の色彩に大きな影響を与えてると、先日知人からききました。日本映画は、どちらかというと、原色というよりは、淡いくすんだ色が多いです。

私個人の意見ですが、市川昆監督は、ヨーロッパ映画の色彩感覚(原色に近い色)をとても意識していたのではとおもいます。「犬神家」「細雪」を観ていると、人間くさい話を
美しい映像で和らげていたよう考えられ、その対比がとてもおもしろいです。
  • hidebow
  • 2008/02/21 11:38 PM
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にしおかすみこ 犬神家のお話。
「犬神家の一族」あれ? 湖の死体って、佐竹じゃなかったっけ??? 犬神家マニア(謎)の私も、30年も立てば記憶は薄れ. 良い日本映画もあるね。市川崑監督の追悼で地上波では新しい「犬神家の一族」、BSでは「細雪」をやってたね。どちらも観たことあって、好き
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