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  • 2013.11.25 Monday
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つれづれ

あったらやってみたい。

日本全国の実際の電車のダイヤを乗り継いでいろんな所にいくゲーム
実際のダイヤと実際の路線図と実際の駅構内を再現して、時間以内に目的の場所へ行く、というゲーム。

乗り継ぎで3分とかしかなかったら駅を走る。ボタン連打。

記念写真を撮るとか、名物の駅弁コンプリートとかいうイベントがあったり。難易度が上がると妹を連れて行くことに、とか。

色々な特別列車の中をすっごくリアルに再現してあったら楽しそう。

とかふっと思った。ダメか。だって特別列車って乗ってみたいけど乗ったこと無いもの。ゲームでそういうの体験できたら実物にも乗ってみたくなるかも知れないと思う。


それから、最近どうも活字離れをしているので文庫本を買いました。

アルベール・カミュ「幸福な死」「異邦人」(新潮文庫)
司馬遼太郎「人斬り以蔵」(新潮文庫)


カミュは前から読んでみたかったので。不条理で何だか解らない、という感想しか人からは聞かなかったが、今の自分にならきっと理解できるだろうと思った、っていうか本に誘われた。漂泊してもう長いことたつしな。

司馬先生は自分の中で幕末ブーム再燃中なので買いました。江戸時代に生まれ直したいと本気で思ったりする私です。(後期の方が面白そう)

人に貸していた楳図かずお「ねがい」が帰ってきました。木目・・・出来ることなら小学生の時に出合いたかった。そしてトラウマの一つにしたかったよ。それから石ノ森章太郎先生の「龍神沼」がものすごい心に残って自分でも驚いている。折に触れ思い出してしまう。すごいなあ、どうしてこんなきれいで、詩的で、ロマンチックで、素朴な味わいのひと夏の思い出が描けるんだろう。よけいなものが何も無くて洗練されてて。

脱帽だあ。







「風光る」感想

だあああ〜〜〜〜〜〜っと19巻まで読んでしまいました。

面白い、面白いようっつ!!久しぶりに面白い漫画読んだよう。

山南さんが死んじゃうとことか泣いたよ。本当に。。。(思い出しても泣ける・・・)

セイちゃんが可愛い・・・本当にこんな可愛い主人公そういないよねぇ。んで出てくる男達もみんなカッコいい!!うすっぺらじゃない、本当に格好いい男ばっかり出てくる。はあ・・・いいなあ。

総司」は野暮で不器用な男の純粋さにきゅんと来るよね。粋なことも器用に立ち回ることも出来ないけれど一本気な愛すべき男だよね。司馬遼太郎先生の「沖田総司」は常人には近寄れないような神がかった感じがあって雲の上にいるみたいだったけど、この総司になら笑ったり共感したり出来ていいなあ。

でもやっぱり「土方歳三」万歳の私なんです。「風光る」のトシ様も良いです。照れ屋なところがすごくすごく可愛くて。願わくばもっと本編に登場して活躍して欲しいなあ。ああ、でも19巻にしてまだ伊藤甲子太郎との悶着も起きてないからなあ。どうなるのかな?この先の物語は・・・ってだいたい知ってはいるんだけれど、この「新選組」では総司は「労咳(結核)」にはなっていないし、、、山南さんの時であんなに悲しかったのに、どうなっちゃうんだろうこの先。できればあまり悲しくはして欲しくは無いけれど、でもこの先の史実を知ってるからこそ有限の幸せなひと時が愛おしかったりする。散るからこそ花は美しいんだよね。。。

と、先を想像しながら涙ぐんでしまいます。あ、でも読みながら大笑いもできる楽しい漫画でもあるので、心配はしてないのですが。「斉藤一」が最高に良いキャラですね。買おうと思ったのもこの人の恋愛が絡んでからだもん。彼の真実の想いはいつかセイちゃんに届くのでしょうか?はたまた彼が真実を知るときは来るのか否か。楽しみのような、怖いような気持ちで続きを待ち望んでおります。

sairousan
↑私のイメージの中の斉藤さん

ど〜ん!!

買いました!
kaze2

「風光る」11巻から19巻! あと「蟲師」7巻で〜す!!

読むで読むで〜〜〜

そして・・・
banana

バナナ。バイト先からちょろまかしてきた。(捨てる奴だから!)

これで数日持つわ〜ん

あ、そういえば「ネオ・アンジェリーク」3月4日発売だった。買う・・・のかな・・・?

バイト先のH君が「PS2買わなきゃいけなくなりました・・・」ってしょぼくれてて「今の奴ついに壊れたのか!PS3待たずに買うの?」と聞いたら「戦国無双2」をウハウハしながらやってたら、飼い猫が立ててあったゲーム機によじ登って倒したんだそうな。ディスクにもビーッとキズが入っていて、本体ももう読み込みしなくなってしまったらしい。つまりソフトも多分買いなおし。

それはそれはご愁傷様な話だ。

「まあ、厄落としだと思ってあきらめるしかないわな」と言ったら、「それは解ってるんですけど、思いのほか落ち込んじゃって自分がこんなにゲームに依存してるのかと認識してよけいに落ち込むんです」だって。

「あ〜でも私も予約して買ったゲームがクソゲー認定の時は落ち込むから大丈夫だって!」と言ってみたけど納得してはくれなかったみたいでした。

「二度あることは三度あるらしいよ!」と言っておいた。(いじわるだね)

買いたいもの

任天堂DSライト

もう出た?出たっけ?ちょっと欲しい。16800円だ。

英語づけと逆転裁判と動物の森がやりたい。それからアドバンスも出来るんだったっけ???ゼルダとか出てたような・・・。やりたいなあ。

PS2で春に乙女ゲーム「運命の迷宮」「ネオ・アンジェ」が出るんですが〜多分両方買うんだろうなあ。(運命の迷宮のほうは一寸ゲーム的に心配だけど)あと「ときメモGS2」も春には出ないだろうけど買うだろうなあ。1本だいたい5〜6千円かあ。

しかし、あんまり良い「乙女ゲーム」無いよなあ。ある程度、っていうのはあるんだけど。

シナリオ的にもシステム的にも新しいもの、作って欲しいなあ。コーエーのって「はるか」から入ったけど、1とか2とか男の人が「下僕」っぽすぎていま一つだった。3は下僕すぎなくて良かった。
「アンジェ」はエトワールだけ貸して貰ったけど、ゲーム的にタル過ぎてやれなかった。(あと、キャラクターが・・・)
「コルダ」はゲームとして面白かったけど恋愛っぽく無かったかなあ。
「ときメモGS」がやっぱり一番良かったかな〜今の所。でも、爆弾システムとか要らないと思った。あれは訳が解らない。どうせなら三角関係作れるシステムが欲しい。GSは学園モノだから、そういう甘酸っぱさに萌えられる様にして欲しいな〜〜今回も。ラブレボは裏切られたし・・・。今度のタイトル「セカンド・キッス」なんだけど、キスシーンとかは絶対無しにして欲しいな。要らない。全く必要なし。

(恋シュミについては小一時間語れる)

あとパソコン、デスクトップ型のスペック高いの欲しいなあ。レーザープリンタも欲しいなあ。パソは20万位するよね・・・(でもこれを買うとネトゲーにエントリーしてしまいそうで怖いんだが)レーザープリンターはカラーじゃなければ3万くらいからあった。

お金ないなあ。

どうしても必要かといわれると、全然そうじゃないものばかりだけどやっぱりこういうものでだましだまし楽しみ見つけて生きていくのが現代だよなあ〜とかなんとか。


大人

「風光る」大人買い。大人って素晴らしい。

kazehikaru

漫画喫茶で7巻位まで読んでたんで、その先から買っても良かったんだけどセイちゃんの登場シーンもまた見たいと思ったので最初からとりあえず10巻まで。持って帰るのが大変だから残りはまた今度買うことにして、コミック10巻分抱えてレジに行った。結構列が出来ていて・・・待ってる間がすこし恥ずかしかった。。。(大人だから)

ちゃんと本屋で買ったぞ!好きな作家さんは支援しよう!!

それが正しい大人ってもんだ

最初読み始めたときは、主人公ちゃんのあまりにも乙女な感じが気恥ずかしかったけど、読んでると「だが、それがいい」と思えてくる。かわいい、可愛い、可愛いなあ!

純情可憐な主人公は見てると胸が一杯に!

代わりに腹が空っぽに!!

いいんだ、最近体重増えてたし。水飲むと1時間くらいは空腹紛れるよ。オッケ〜無問題。血糖値上がらなくてだるい時は砂糖舐めときゃ大丈夫!


衆道のこと (しつこく)

江戸の町は男女比率の不均衡から公娼制度が出来上がったので、同じ理由から陰間茶屋とかが出来て男色が盛んになったのかな〜と何となく思って調べてたら、全然違っていました。

江戸初期から中期は男女比が確かに7:3とかで、一生結婚できない男の人もざらだったみたいですが、後期はそういう不均衡ももう無かったみたいです。それならば何故か?井原西鶴とか平賀源内とかが「もう女色なんて古いぜ、本当の粋は男色にあり!」とか呼びかけたからだとか何とか。というか庶民の生活に余裕が出来たために、上流の趣味であったものが下々にも浸透したというところらしい。

能や歌舞伎という文化もそういう世界から発生しているのだそうだ。世阿弥とかは足利義満と(一休さ〜〜〜ん)そういう関係にあったそうで。歌舞伎ってのも巡業しながら色子を売るっていうのが元々だったみたい。

そもそも江戸から出発した衆道ってナニ?だったのですが遡ると男×男という記述は「日本書紀」にも見られるそうで、その後仏教の伝来で、男尊女卑的な考え方とか、女人禁制の寺とか出来てそういう場所で盛んになったんだそうだ。僧侶稚児とか比叡山の空海がど〜のとか。
んで、貴族とかから武士へ、藤原氏だの平氏だの源氏だのそれに絡む上皇とか軒並みそういう関係があったとか無かったとか。室町の能の確立にもその道が絡んでるわけだ(世阿弥と義満)。その後は戦国武将が小姓集めてドンジャラホイとか、そんで江戸の泰平の世になって庶民にも浸透して行った(陰間茶屋)とかいうのが先ほどネット上で拾った情報(いや、マジで面白いっす。次々と未知のカップリングが!)なんですけどもね。。。

いや、要するに日本の時の権力者とか文化人っていうのはほとんどがそうだったってことになってました(ていうか、両党な)。日本は性にたいしておおらかな国だったからなんでありましょう。面白いなあ〜。明治まではまだそう変わらなかったみたいですが、その後のキリスト教の国と付き合う建て前や富国強兵策として忌み嫌われるものになってしまったように思います。

「面白いなあ〜〜〜すっげ〜面白い!」と言ってたら、「何がそんなに面白いのか?」と聞かれてしまった。いや、ただ単に知らないことを知ったのが面白いというのもあるし。文化が性と直結してるところとかも面白いなあと。コレって今の日本にだって当てはまるんだなあと思って。

日本て本当に面白い国だよね。

「風光る」 渡辺多恵子

最近漫画喫茶でちみちみ読んでいるのですが、いや「面白い」っす!

いわゆる幕末モノで、新撰組モノで、しかも主人公が男装した少女!とくらぁ!!三拍子そろってこれでもかっていう漫画なんですが、渡辺多恵子先生の華麗な画風と主人公セイちゃんのショタっぽい可愛さがあいまって良いんですわ〜(名古屋弁)

新撰組モノっつったらま〜あれやこれや星の数ほど漫画にも映画にも小説にもなってて、さらに墓参りする人とかいろいろ執拗に現代日本では好かれているわけですが、わたくしやっぱりミーハー代表なもんで「燃えよ剣」な訳です。(コレを読んだ夏は熱かったぜ!恥ずかしながら京都の某所にも行った。五稜郭までは残念ながら行ってません)同じ夏に「竜馬が行く」も読んだが、どっちが良かったかっていったらもう断然

ゴーゴー土方!トッシーらぶ!滅びのび〜が〜〜く

新撰組血風録とかも読んだワナ。そして何が私をこう惹き付けるのかと考えた所・・・

衆道(若衆道)だなと。

いや・待て・ノノノン・オ〜ケィ・落ち着いてぇ
決して「カップリング」の話じゃございません。は〜が〜く〜れっ!二君に見えずとか、そういう士道の上での衆道でぇす。

明日をも知れぬ命であり、いつでも散らす覚悟の命が故の清冽なその「色」の道。少年の「美」の脆さと士道の「命」の儚さが結びつく訳です。お互いに切磋琢磨し思い遣り敬慕し誓いを立てあう純粋な魂の結びつき。「トーマの心臓」とか「風と木」とかは所詮女子から見た耽美な少年の美の世界(いや、大好きではありますが)そうではなく、血潮と汗と桜木の苛烈な世界に精神の高みの極を感じるのだなあ(ナニ言ってんだか不明ですみません)

美学の話なのです。まぶしく光を放つ命の燃焼であり、消え行く運命を悟った上でのほろ苦い青い春なんです。遊郭に通い詰めても、もう一つ男同士の精神的な結びつきの世界があって(肉体的でもこの際構わんが、前髪の惣三郎は一寸さわやかじゃなかった)そうゆうのに憧れがあるっていうか、純粋な世界だなあって思ったりしたい訳です。

そういうのが丁度読んでた7巻くらいで出てた気がする「風光る」。いいんです、総士が吐血しなくても、史実と違ってもいいんです。面白いです。セイちゃんは女の子だけど「男」と「女」の間の感情を両方持ち合わせていて、揺れ動く存在として描かれてて私は面白いと思います。

あ〜・・・集めちゃおっかな〜〜〜

バレンタインデーへの提案

何か、職場でもらったりするわけですよ。女でも。「これバイトさんに」って感じで。
今年はチョコとせんべいが入っていた。せんべいって!

お菓子屋さん業界も上手くやったもんでものすごい定着してますね、バレンタインって。
義理だの本命だのマイチョコだの。

でも職場で配るのってあんまり・・・・送る方ももらう方も・・・返さなきゃいけないしねえ。まあそれは置いといて。

バレンタインでーって結構 男の人にとってはプレッシャーな日なんじゃないかなあって思うわけです。人気のバロメーターみたいな。しかも勝手に量られてしまうという。「チョコなんていらねえ!俺は辛党だ〜」とか言ってても、一つももらえないのはたくさんもらってる人がいる分寂しいのかなと。(自分が男だったとしたら多分もらえないだろうし、そしたらすごい寂しい。きっと、ありえない可愛い子からの告白を妄想しては否定し、最終的に枕を涙で濡らすであろう。)

で、バレンタインデーは女から男へ愛の告白をする日という取り決めをもう止めて男でも女でも好きな人がいたらチョコレートを渡して告白できる日にしたらどうか、と友人が言っていた。(っていうかその友人(女性)は高校生のころから「私にチョコをくれる男の人がいつか現れる」と思い続けているそうです。)

いいじゃんいいじゃん。「俺、ブラウニーに挑戦してみた」とか言って、男の子が手作りチョコ持ってきたりして。んで、呼び出してみたら実は相手も自分宛のチョコレート持ってたりしたら。超恋シュミっぺ〜!

んで、ホワイトデーにはもらった方が返すとかそういうのでいいじゃないか。そのほうが商戦的にも広がりが出る気がする。

どうかな〜〜〜〜?あ、でもそうすると、女でもモテナイ宣告をされるわけか〜〜〜〜結構辛いかな・・・

TACHICOMA 1:24スケール

じゃんじゃ〜ん!注文して取り置きしておいてもらったものをわごちゃんが取りに行ってくれました。(さいきんしてもらってばっかです。本当に感謝です。)
ta1

ta2

開けてみたらキャストが青かった。う〜むこれは赤とか白銀とか黄色とかで塗装しようと思うとひと手間かかるなあ・・・。

やっぱり素直にコバルトブルーで塗装?でもってちょっとメタリックにしてみようかな。

「カムイ伝 9 10巻」

9巻

花巻村の開拓の話から一転、日置藩の目付橘軍太夫が強引に推し進める非常法(藩札の発行によって流通市場から正銀を吸い上げ、底をついた藩庫を救う)によって、市場が混乱し、インフレーションが起こるというお話でした。最終的には一揆を起こすしかない所までに至る過程が事細かに描かれていて、今も昔も変わらないなあという感慨を持ったりした。

10巻

商家の挿げ替えによってひとまず一揆を抑えた日置藩の握る秘密が明かされる巻。やっぱり亀の甲羅だったね。そしてついに、カムイが抜ける草加竜之進笹一角が袂を別ち、それぞれの思う行動を始める。そして橘一馬カサグレによって鍛えられて強くなったりして。彼も一応水に浸かったからな・・・。クシロ仁太夫(タブテ)も健在だし、一度出したキャラは死ぬまで描ききる白土漫画だなあ。あと水無月右近がかなり良い感じのキャラになってて好きかも。笹一角までスダレになってしまって、スダレキャラ増えすぎ〜と思った。

お話がかなり回転しだしてます。やっと、ついに、カムイの話が始まりそう・・・?でもこれって江戸幕府転覆の話になったりするのかな?今まで描いてきた話があまりにもリアルだから史実と外れたりするとまたそれはそれで別の話になってしまいそうではある。革命の話にしたりするんだろ〜か???何はともあれ〜次巻が楽しみだ!(あの黒い影は何だ!?)

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泣いた!!(いやマジで)

たったひとコマの台詞も何もないこのワンシーンに、ジョーの、いや人生の悲しさ、わびしさ、やるせなさが凝縮されております。目頭が熱くなるのを禁じえませんでした。
漫画表現の可能性に無限性を感じましたっ!!
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買って観なおした。
思ってた以上に暗く重苦しい世界観。でも、公開当時はそんなこと思わなかったから、当時の時代性がこんなに暗かったんだと思った。
この先には新しいものは何も生まれない、という行き詰まり感。希望のない未来。
単純に世紀末破滅願望?
今観ると「そんな深刻にならんでも」と思う。
でも、当時<情報の海から生まれた生命体:神>との融合によって閉塞感を一気に突き破るラストには、救われた気持ちになったりした。
心が駆け上がっていく感じ。
そう思うと前半の閉塞感は必然ですか。
横スクロールじゃなくて縦スクロールの映画。
1995頃の空気をつくった作品のひとつ。
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これをクリアし終わったとき、午前2時。自分の人生について、猛省。
心にぽっかりと空いた穴を抱えて身悶えした。
素晴らしいRPGは、その世界を閉じた瞬間に、「ゲームなんかやってんじゃねえ」とゲーマーを主時間世界へ突き落とす。
ああ、この感動は何も無いとこから生まれて、何も無いとこに還される。私は一体何をやっていたんだろう?
素晴らしいゲームはクリア後にそういった虚無感や喪失感を伴うものだ。ゼルダ最高!!
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